【一人暮らしにおすすめ】自宅の狭い部屋を広く見せる3つのコツ

日本の住宅事情もありますが、都心部の一人暮らしのお部屋は、1Rや1Kといった小さなお部屋が多いですね。

誰でも狭い部屋は少しでも広く見せたいもの。

特にリモートワークが普及しはじめた昨今、自宅にいる時間は必然的に増えつつあります。それならばその長い時間いる部屋をより快適にしたいですよね。

そこで今回は、狭い部屋を広く見せる家具選びの簡単なコツを紹介します。

それらのポイントを意識するだけで全然お部屋の印象は変わってきますので参考にしてみてください。

 

私自身、過去には家具の製造・設計また販売をし、現在ではオフィスや店舗、ホテルなどに家具の提案・製造・輸入のお仕事をさせていただいています。

 

いきなりですが、狭い部屋を広く見せるコツを以下にあげます。

  • 背の高い家具は避けよう
  • 兼用できる家具選び
  • 脚の細い家具の選択

1つずつ深堀していきます。

 

背の高い家具は避けよう

背の低いコンパクトなサイズ感の家具を選べば、視界が広がり圧迫感を感じにくくなるので、部屋を広く見せることができます。

何も考えずに家具選びをしてしまうと、収納などは便利でたくさん物が入るという理由で背の高い家具を選びがち。

狭い部屋に2段ベッドなんて置いたらもうどうしようもないです。。。

例えば以上の写真だと、背の低い家具をチョイスすることで、壁面を広く見せることで空間に広がりを持たせていますね。

高いものが無くなんとなく寂しいようでしたら、観葉植物でバランスをとってみるのもありですよ。

 

兼用できる家具選び

部屋を広く見せるためにはそもそも物はあまり持たない方がすっきり見えます。
なので1つで2役でも3役にでもなる家具を選びが重要です。

例えば、机。

勉強机やダイニングテープルやローテーブルなど種類がありますが、それぞれの用途別にテーブルを持つのではなく、ダイニングテーブルを1つだけ持つことがポイント。

ダイニングテーブル1つあれば、食事もでき、お茶もでき、仕事もすることができます。

我が家もダイニングテーブルを仕事場にしていますが、食事をするときはいちいち片付けるので、片付けの習慣も身につきますよ!

仕事用のデスクを持ってしまうと、書類とかがが山積みになりがちですよね。。。

それに仕事場の環境は、働き方に大きな影響を与えます。デスクが散らかっていると他の物に気を取られ集中力を失います。

基本デスクの上は何も置かないように心がけるだけで仕事の効率が格段に上がるので意識しましょう!

 

脚の細い家具の選択

脚の細いデザインの家具は視線の抜けがよくなるので、部屋を広くみせる効果があります。

流行りのアイアンの脚の家具を選ぶようにすれば、必然とスタイリッシュですっきりとしたお部屋作りができます。

なぜ脚の細いデザインの家具がスタイリッシュでオシャレに見えるかというと、

僕の持論ですが、これはファッションでいうところの「Yラインシルエット」と同じ論理かなと思っています。

 

Yラインシルエットとは

Yラインシルエットとは上半身は緩めで、下半身は細くするスタイル。

近年だと、上はオーバーサイズのトップスで、下はスキニーを合わせるみたいなスタイルが定番化していきました。

https://magazine.cubki.jp/articles/70081179.html

何故下を細くするとスタイリッシュに見えるのか?
それは対比効果をよるものです。

上がゆるく下が細いことで下半身が以上にスッキリ見えるという対比効果が生まれます。

話を家具に戻すと、テーブルの天板や椅子の座面は使用上どうしても厚みが出てしまうもの。

そこで脚をアイアンなど強度の保たれた素材を使用し細くすることで、対比効果ですっきりとオシャレに見えるのです。そして、脚が細くなることで床に「抜け感」が生まれるので、部屋が広く見えます。

 

なので、部屋を広く見せたいのなら、収納付きのベッドを選ぶのはNGですよ。

 

オススメ商品

以下で僕が思うおすすめの脚の細いデザインの家具をご紹介します。

 

ACME FURNITURE/GRANDVIEW DINING TABLE

素材は長く愛用できるオークの無垢材を使用し、重厚な雰囲気がありますが、 細いアイアン脚を合わせてあるのですっきりとオシャレな印象があります。

無垢材を使用していることもあり、オシャレなカフェのような雰囲気も醸し出せますね。

ACMEではGRANDVIEW DINING TABLEとセットでチェアも販売していますので気になる方は以下どうぞ。

1人か2人ぐらいなら120cmのものがおすすめですよ。

 

部屋を広く見せる共通した考え方

今まででご紹介した3つのコツには共通した考え方があります。

それは「抜け感」です。

  • 背の高い家具は避ける→目線・壁面に抜け間が出る
  • 兼用できる家具選ぶ→兼用することで物が減るので抜け間が出る
  • 脚の細い家具の選択→床面に抜け感が出る

部屋の大きさは変えられませんが、「抜け感」を意識するだけで、部屋が広くなったように感じます。

是非、この「抜け感」を意識し、家具選びの参考にしてみてください。

 

「抜け感」を意識しよう

 

まとめ

今回は、狭い部屋を広く見せる簡単なコツをいくつか紹介させていただきました。

こういったコツを知っていれば、世の中にありふれている家具の中でどんな家具を選んだらいいのかと悩むことも少なくなります。

そして何より、こういった知識を身につけ、自宅での生活をより好きになってくれたら幸いです。

 

自宅での働き方をより快適にする情報を発信しています。

では今日はこのへんで。